【風俗伝記第一章③】
~捨て子の進路~
高校進学を決めるとき私は担任に
「住み込みで働きながら通える学校ないですか?新聞配達でも工場でも住み込みが出来てご飯が食べれて学費も出してもらえるそんな高校探して欲しいです」とお願いしました
私が唯一自分の思いを素直に言える場所が
中学の3年間担任だった
パンチパーマの皆が恐れるパンチ先生
私の性格を知ってか?
3年間ずーっと担任で
交換日記をしてくださってました
目の前にしたら話せない事も
日記帳の中だけは素直な自分が出せて
自分の感情を日記の中で受け止めてくれていた
先生でした
先生に日記でよく夢を語っていました
私の養母は心臓が弱く
よく入退院を繰り返していたので
病院に行く機会は多く
看護師に対する憧れは大きかった
貧乏だったので高校すら行く余裕のない私に
そんな夢が叶うわけない!と
当時は思っていましたが
夢を夢として交換日記帳に書くだけでも
あの時はなんだか幸せでした
先生との日記の最後に必ず
【白衣の天使みゅうみゅうより】で
締めくくりイメージだけ膨らます中学時代
その間、
先生はずーっとずーっと
探し続けてくれていたらしい!
何をって?
ある日嬉しそうに「みゆう~住み込みで働きながら
準看護師の資格を取れる学校があるぞ!
頑張れば正看護師の学校に進学もできるらしい
白衣の天使どうや?」と
パンチ先生が目をキラキラ輝かせながら言ってきた
勿論「行く!」と言う選択肢しかない!
「憧れの白衣の天使」になれるという思い
「一日も早く家を出たい!」という想い
これ以上
養父と一緒に暮らすことは私にとって
〇〇者になるのではないか?と思うほど
追い詰められていたからです
【風俗伝記第一章④】
~性〇的虐〇待の末に~をお送りします
次回に続く