【風俗伝記第一章12】 ~豹変した妹~
2025/01/07 20:55:19
【風俗伝記第一章12】
~豹変した妹~
私はリミカ(妹)に言いました
「お母さんに会わせて!」と
リミカは母親に会わせてあげる代わりに
自分の生活の援助をしてほしいと
条件を出してきてました
(そんな姉妹関係ある?)
これまで貸したお金は200万円を超えているのに
返す気配もなく実母に会わすのに
まだ更にお金を要求するリミカに呆れて
不信感は増すばかりで
もう貸すお金がないことを勇気を出して伝えると
「お母さんはアンタになんかに会いたくないんだって!顔も見たくないって昔から言ってた」と
今までにない冷ややかな目で言ってきました
私は「嘘!なんでそんな嘘をつくの?」と聞くと
金の切れ目は縁の切れ目みたいな感覚で
「もうアンタに会う必要がなくなったから
本当の事を教えてあげただけ」と
別人のように妹は変貌しました
やっと会えたたった1人の妹なのに
私はカッコ悪すぎるけど「お金で繋がる関係でなく純粋に姉妹として普通の関係で仲良くいたい」とあまりに辛くなって泣きながらお願いしました
彼女はこう言いました
「今だけお金の援助して!
ずっとではないから今だけ!
そしたら私達の関係はもっと良くなっていく」と
ミユウ「助けてあげたいけど私にはもう助けれる
お金はない」とハッキリ伝えると
リミカは興奮しだし
「ミユウ姉ちゃんは看護師にもなって今までだって裕福な生活をしてきたんだから
このくらいのお金援助はしてくれたっていいやん!
私ら兄弟どれだけ酷い目に遭ってきたか…住む世界の違うミユウ姉ちゃんには分からないわ」と私に訴えてきました
ミユウ「私だって色々あったけど…」
そしてリミカがとうとう白状しました
母親とリミカは私の実の父親に自分が【ミユウだ!】と名乗り養育費、学費、成人式の衣装から自分が乗る車や欲しいもの全て実父にたかり出させていた事を
悪びれる様子もなく平然と話す姿に怒りが湧きました
許せなかった!
父の気持ちをなんだと思っているんだ?と
ただ、そんな時でも私という人間は
何も言えず
リミカが立ち去るのを見ていただけのヘタレ人間
そして貸したお金が返ってくることもなければ
実父の仇をうつことも出来ず
ただただ1人で抱えていく問題が多くなり
どうしたらいいかすら分からなくなっていました
【世の中には知らないほうが幸せな事が沢山ある】
真実が全てではない
知らずに生きる道を選んでいたら
ここまで苦しむ事も失うこともなかっただろうと
はじめてここに来て気付くのですが
もう後戻りは出来ない所まで来ていました
【風俗伝記第一章13】
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次回に続く