【風俗伝記第二章⑤】 ~三下り半をつきつけた日~
2025/03/10 19:01:05
風俗伝記は事実に基づいたお話です
【風俗伝記第二章⑤】
~三下り半をつきつけた日~
私がドナーから除外されてしまい残るは
夫しか息子の生体移植ドナーになる人がいなくなり
その事を話すと思わぬ言葉が返ってきた
夫「嫌だよ!なんで俺が痛い思いしなきゃいけないんだよ、それに仕事だって今休めないし酒も飲めなくなるし臓器あげた側が死ぬ事だってあるって言われたら怖いだろ」
ミュウ「………」
一瞬何を言ってるのか理解できませんでしたが
理解した瞬間
今まで全て我慢していた夫への怒りが爆発してしまった「ふざけんなっ!!!
子供の命を何だと思ってるの!
あなたがしなければ息子は◯ぬのよ?
やってよ!助けてあげてよ!お願いだから」
私は号泣し我を忘れて縋り付いて
何度も何度もお願いした
何時間話し合おうと夫の意思は変わらなかった(涙)
親子関係不存在請求事件(裁判中)の時に逃げた時も
息子を産んで本当にコレ俺の子かよ!と疑われた時も
親友と夫に裏切られ浮気された時も
私は自分の気持ちを押し殺し
ずーっとずーっと我慢してきた
だけど自分の子供の命がかかっている時に
怖いだ・お酒がやめられないだ・仕事だ自分の命が惜しいだなんだって逃げる男に対して
愛する理由は一欠片もなく逆に
愛が憎しみに変わった瞬間でした
「私が1人で子供達を守る!養育費も慰謝料も家も財産も何もいらないから離婚届にすぐハンを押して」
私は冷静さを失い後先考えず三下り半を押したのです
夫はなかなかハンを押さず「飲み屋にも行かないし
女遊びもしないから考え直してくれ」と言われたけど、もはや私は夫に対し愛がなくなったわけだから
別れない条件はただひとつ
夫が移植のドナーになる事一択しかなかった
それでも夫の答えは「NO」
終わった…
私は部屋を借りるだけのお金を持って
2人の子供達を連れて家をでました
「どうしようこの先…」
看護師に戻るのは簡単だけど入退院繰り返す息子
その度に休みを取る事は不可能だし
かといってパートではとても
子供達を養えないし移植の費用も貯まらない
ネットで「高額人妻バイト」を検索
もうこれしかない!と決め働いている間は息子は
養母に見てもらい人妻高級デリヘルで働きはじめることにしました
風俗での話は風俗伝記第三章で話をしていきます
【風俗伝記第二章⑥】
~もう女が出来たの~
次回に続く