【風俗伝記第一章⑦】 ~私の人生の歯車が狂いはじめた~
2024/12/16 19:06:17
【風俗伝記第一章⑦】
~私の人生の歯車が狂いはじめた~
高校卒業と共に東京に上京し
正看護師の学校に行きながら
准看護師として働き看護師免許をとり
念願の某大学病院のICU配属となりました
上京しはじめての一人暮らしは
家電や家具を揃える余裕もなかったため
母が用意してくれたお布団のセットのみで
空き箱の段ボールを机にしたり収納にしたり
女の子の一人暮らしとは思えないほど
質素な部屋でしたが
私にとっては誰にも干渉されず
自由な空間で最高に幸せな日々でした
養母は夜も内職をして
養父のスナックのツケや
ギャンブルで消えていくお金を
なんとかやりくりしようと
持病を抱えながらも
身体に鞭打って働いていたのを知っていたので
夜の内職を辞めて身体を休めて欲しかったので
私は毎月10万円実家に仕送りをしました
忙しいながらも順風満帆に
看護師としてキャリアを積んでいってた頃に
私のマンションに一人の品のある夫人が訪れました
「貴女がミユウちゃん?
私…貴女の実の父親の姉の
道子(仮名)です。会いたかったわ」と
ハグをされ私は頭が混乱状態でした
部屋に迎え入れて実父の話を聞きました
道子さん「弟は真面目で凄く働き者だったのよ~親の介護もしてとにかく優しい人でね~ただすぐ人を信じてうまく利用されて騙されやすい人だったわ、あの女にも騙されてお金を根こそぎ持っていかれたのよ」
みゆう「あの女?」と私が問うと
一瞬にして顔色が変わり
さっきまでの人とは別人格か?と思うほど
顔つきも変わり口調も荒々しく
「そろそろ本題にはいるわね」と唐突に切り出した
【風俗伝記第一章⑧】
~道子さんのもくろみ~
次回に続く