このたびは、静かな場所に目を留めてくださり、心よりありがとうございます。

私は、ささやかなやりとりや、控えめな気配りの中にこそ、本当の温かさが宿るものだと感じております。
最近では「お礼日記」や、接客への感謝を広く表現することが一つの習わしのようになっておりますが、
私はあえて、そういった華やかさとは少し距離を置いて過ごしております。

過去に、それらの表現を巡るすれ違いや、思いがけない誤解に巻き込まれてしまったこともあり、
今は、穏やかで静かな関わりを大切にしたいと願うようになりました。

きっと、価値観やペースには人それぞれのかたちがあることと思います。
その上で、言葉にしすぎずとも、自然に通じ合えるような…そんな方とのご縁があれば、何よりの喜びです。

どうぞ、無理のないお気持ちで。
心の落ち着く場所を求めていらっしゃる方に、そっと届けば嬉しく思います。